🏐スポフェスを終えて〜選手として感じたこと〜
(文・カタナブルズ 佐野研成)

「るぴらんど」の開催にあわせて、カタナブルズとして企画運営に関わらせていただいた「スポフェス」。
当日は予想をはるかに上回る来場者の多さに、正直びっくりしました。何より嬉しかったのは、子どもたちの笑顔。
僕は東串良町で公営塾の講師をしているのですが、そこに通っている生徒たちも来てくれて、本当にうれしかったです。
塾では見せない表情を見られて、新鮮な気持ちになりました。
印象に残っているのは、我がチームのフロント陣の動き。
炎天下の中、外での対応をしながら、僕たち選手のために飲み物を買ってきてくれたり、細かい部分まで気を配ってくれていたんです。
その姿を見て「かっこいいな」と心から思いました。チームの裏側には、そんな支えがあることを改めて感じた瞬間でした。

運営として関わる中で感じたのは、企画一つにこんなに多くの大人が関わっているということ。
東串良町役場の方々をはじめ、さまざまな立場の方が協力し合って一つのイベントをつくり上げていることに驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。
ただ一方で、「どうすればもっと多くの人に知ってもらえるか」という部分については、選手としてもっと工夫できたかもしれないなと感じました。
僕はモルックのブースを担当していたのですが、参加してくれた人たちが思った以上にルールを知っていたり、触ったことがある人が多くてびっくり。
「やったことある!」と笑顔で話してくれる子どもたちの姿に、スポーツの持つつながりの力を感じました。
カタナブルズの選手として、このイベントには“交流”を大事にしたいという思いで臨みました。
チームをよく思ってもらえるように、できる限り笑顔で関わることを意識していました。
地域外、さらには県外から来てくださる方々の姿を見て、「この町にはそれだけの魅力がある」と誇らしい気持ちになりました。
チームとしても、今回のイベントを通して「感謝を忘れずに主体的に動く」ことの大切さを実感しました。
誰かがやってくれるのを待つのではなく、自分から動くことで見える景色があると教えていただきました。
そして何よりも強く感じたのは、「人のために動く」ことの尊さです。
みんなが笑顔になれる空間をつくるには、泥んこになってでも、這いずり回ってでも動くことが必要。
それが地域に関わるということなんだと思いました。
今後のスポフェス、そしてカタナブルズのイベント全体も、心を込めて取り組んでいきたいと思います。
一つひとつの機会を通じて、町の方々と笑顔をつなげていけたら嬉しいです。
最後に、いつも応援してくださっている皆様へ。
皆様がいてこそのカタナブルズです。
これからも手を取り合いながら、地元に貢献し、笑顔があふれる町づくりに力を尽くしていきます。
本当に、いつもありがとうございます。